kikubonさんより朗読「よろこびの歌」が公開になりました。
女子高が舞台のこの作品。私自身も女子高に通っていたので、すご～く共感しつつ読ませていただきました。高校二年のある時期、さまざまなクラスメイトの視点を通して描かれています。みんなそれぞれにいろんなものを抱えてグルグルして。でも何でもないように友達と話して。そんな中「合唱」を通してそれぞれの心が少しずつ変わっていく…。（高二の頃の私は合唱コンクール頑張ってたかな？んー自信ないな）ただ明るく楽しいわけじゃないからこそ、青春ってきらめいてるんだな。自分の過去までそう思わせてくれた「よろこびの歌」。飾らず私なりに正直に表現したつもりです。
https://kikubon.jp/product.php?aKey=562

本日3/24、kikubonさんにて朗読「五色の殺人者」が公開になりました！
バナーもカラフルで素敵！こちらは2020年の鮎川哲也賞に満場一致選ばれたという千田理緒先生の本格ミステリです。舞台は高齢者介護施設、主人公は新米介護士メイ。介護施設は私のおばあちゃんもお世話になったりと、とても身近なところだし、メイちゃんもお仕事がんばる等身大の25歳女性。日常感あふれる世界なんです。そんな中起きた殺人事件。同い年の同僚ハルと一緒に犯人捜しをすることに…。すごーい探偵役がいるわけじゃない。だからこそ一緒になって悩んで謎が更に謎を呼んで夢中になっちゃう！そしてドキドキもすごい。ほんわかテイストかと思いきや…ああもうあんまりネタバレしちゃだめ！！ラストも大納得の大満足！ホント面白いです！
https://kikubon.jp/product.php?aKey=558

kikubonさんにて朗読「風立ちぬ」が公開されました。

宮崎駿監督の「風立ちぬ」は航空技術者・堀越二郎氏が主人公でしたが、堀辰雄氏の「風立ちぬ」は私小説、つまり作家の堀辰雄氏が主人公の物語です。結核を患う婚約者・節子と過ごすサナトリウムの日々。恐らく本当はもっと辛く悲しくやるせない思いもたくさんあったのだろうと読後に考えるけれども、ここに描かれるのは透き通るような山の風、愛する人との静かな日々。私の心にはきらきらしくさえ感じる。この美しさは何なのだろう。幸福とは何か。生きるとは。
こちらもきく本文庫です！全章、無料でお聴きいただけます！この機会にぜひ！
https://kikubon.jp/product.php?aKey=552

3/3にリリースされた「スモールアドベンチャー パパママ救出大作戦」の日本語吹き替え版に出演しました。こちら、先月リリースされた「スモールワールド 15センチの魔法」の続編です！前作に引き続きシュミット校長を演じました。実は前作で名前だけ出てきていた謎のフルダ・シュテッヒバルトがもうすごい強烈キャラ。あと子供たち、小さくなった私の扱いが更に雑になってない？！パパママに比べて雑すぎない？！そんなわけで、パワーアップした続編もぜひお楽しみください！
http://www.interfilm.co.jp/Detail/21/ifd_1077/ifd_1077.html

kikubonさんにて朗読「野菊の墓」が公開されました。
子どもの頃、”松田聖子さん主演！！”という言葉と共に目にした映画のタイトルが「野菊の墓」だったなぁ。小説自体を読んだことはなかったけれど、田舎の情景がふわっと浮かぶ。きっと素敵な作品なんだろうなと読み始めたら、もう景色は本当に美しくて、二人は本当にかわいらしくて、そして切なくて切なくて悲しくて。読み終えてから情景をもっと補完したくなって、木下恵介監督の「野菊のような君なりき」を観てしまうぐらいどっぷり浸かりました。良き！
きく本文庫なのでこちらも無料でお聴きいただけます。
https://kikubon.jp/product.php?aKey=546